近頃のアニソンはカッコよすぎる。
私が子どもの頃に見ていたアニメは、どこの誰が歌っているかも分からない、誰が聴いてもアニソンだと分かるような楽曲ばかりでした。
私はそういったTheアニソン的なアニソンも普通に好きなのですが、近頃のアニソンときたら、誰もが知っているアーティストがアニメ作品のために手掛けた作品が主題歌として使われています。
おかげで大音量で音楽を聴いていても、オタクだと指を指されることもなくなりました。
そこで、今回は昨年2022年の1年間で私がカッコいいと思ったアニソンをベスト5のランキング形式で紹介していきたいと思います。
それでは、よろしくお願いします。
目次
第5位:青春コンプレックス(結束バンド)
「いきなりTheアニソン的なアニソンやないかい!」というご指摘を受けるのを覚悟で5位にランクインさせていただきました「ぼっち・ざ・ろっく!」の主題歌「青春コンプレックス」です。
この楽曲は、作中の登場人物達が結成したバンドによる曲であるため、今回のコンセプトから外れることは重々理解してはいるのですが、一言だけ言いたいのです。
「音楽アニメの楽曲を舐めたらあかんぜよ」
「青春コンプレックス」が収録されたアルバム「結束バンド」は「週間合算アルバムランキング」「週間アルバムランキング」「週間デジタルアルバムランキング」でそれぞれ首位を獲得し、ビルボードジャパンの総合アルバムチャートでも総合首位を獲得しました。
作中の楽曲制作には、KANA-BOONギターボーカルの谷口鮪さん、tricoやジェニーハイでギターボーカルを務める中島イッキュウさん、the peggiesギターボーカル北澤ゆうほさん等、錚々たるメンバーが携わっており「逆にカッコよくないわけがないやん」と言いたいわけです。
この「青春コンプレックス」については、シンガーソングライターの音羽さんが作曲していて、前奏から気怠くもカッコいいギターリフが鳴り響き、サビではその気怠さを爆発させるような盛り上がりを見せる展開となっています。
良い意味でアニソンっぽくなく、仕事中のBGMとして聴いていても、あなたがアニオタであることはバレることはないでしょう。
第4位:Keep going(04 Limited Sazabys)
第4位は「弱虫ペダル LIMIT BREAK」のOPのテーマ(1クール目)この曲です。
フォーリミらしい疾走感のある楽曲で、ロードバイクのレースを題材にした本作には、ぴったりの1曲となっていました。
曲の出だしの歌詞が
「あれから前に、前に、進むために、注ぐ愛以外は不要になって」
という言葉で綴られているのですが
正に物語の中の登場人物達は、意地やプライド、過去の色んなものを捨ててレースに臨んでいます。
それでも自転車への愛、仲間達への愛だけはしっかりと持ち続け、恰好つけずに、ただ必死になって戦う姿に胸熱になるのがこの作品です。
第3位:ミックスナッツ(Official髭男dism)
2022年ナンバーワン人気作品と言えば「SPY✕FAMILY」ではないでしょうか。
本作のOPテーマを手掛けたのは、皆大好きヒゲダンことOfficial髭男dism。
これまでのヒゲダンの楽曲に無かったようなアップテンポの曲で、ポップでありながら、前奏からBメロに掛けてどこか危うげな雰囲気を感じさせます。
作中の登場人物アーニャが大好きなピーナッツを主役にして書かた歌詞は、本作のストーリー設定をそのまま歌にしており、遊び心溢れる内容となっています。
曲の雰囲気もオシャレで、ドライブ中のBGMなどにもよいのではないでしょうか。
第2位:KICK BACK(米津玄師)
前奏のベースソロがカッコよすぎて、Youtubeで色んな人が弾いてみた動画をアップしているのを見かけました。
チェンソーマンのOPテーマKICK BACKです。
スリリングで不規則な曲調に、自堕落な日常に幸せを求める歌詞、それらが相まってとても不気味でカッコいい曲に仕上がっています。
米津さんの楽曲は、今までもどこか影のある印象の曲が多かったですが、この曲は今まででとは質の異なる影を含んでおり、何だか新しい米津さんを見たような、そんな気持ちになりました。
この曲を初めて聴いて、アニソンだと思う人はほぼいないのではないでしょうか。
OP映像で、作中のキャラクター達が躍るダンスも話題になりましたが、実は私、密かに練習しています。
第1位:無心拍数(Alexandros)
今回、堂々の第1位はこの曲。
アオアシのOPテーマ「無心拍数」。
この曲がエグイくらいカッコいい。
バンド名が[Champagne]だった頃から[Alexandros]が大好きな私ですので、贔屓めの順位付であることは否めませんが、しかしながら、私の中ではこの曲が圧倒的ナンバーワンです。
最近の楽曲は、昔に比べると王道のギターロックに寄ってきたような印象はありますが、王道の中でここまで存在感を放てるバンドはそう多くはないのではないでしょうか。
ドラムのリアド偉武さんは、BIGMAMAにいたころから好きで、よくライブを観に行ったりもしてたのですが、力強くもありながら、きめ細やかなドラミングで、初期のBIGMAMAの芸術的な楽曲を作り上げてきました。
そのドラムスタイルが[Alexandros]のエモーショナルなギターサウンドと融合した時、このバンドは私にとって唯一無二の存在となりました。
アニメの内容にまったく触れずに熱く語ってしまいましたが、アニメもむっちゃ名作です。
高校生のサッカーアニメではありますが、クラブユースの物語であるため、学校生活での青春シーンがほぼ無く、基本的には寮と練習場でストーリーが展開されます。
しかし、その中でヒロインのハナちゃんの存在が、この物語に不足している「青春」の部分を上手く担保していて
視聴者である私としては
「もうハナちゃん好き、、、」
という状態になるまでに、然程時間はかかりませんでした。
青春に餓えた大人の方
是非、見てください。
いつにも増して熱く記述してしまいましたが、以上2022年カッコいいと思ったアニソンランキングでした。
ありがとうございました。
【二次元世界の歩き方】